冷し中華は1月2日から

SMAPと関ジャニ∞

5羽

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絶対俺達から離れるなよ、
何があってもだ。
突然ひとつに集められた鳥達は不安定な飛行で駆ける、懸ける。
理屈は文句は二の次だ、先ずは挑戦しろ、駄目なら俺達がフォローする。
2羽の先頭を飛ぶ鳥は仕切りに後ろを振り返りながらそう声をあげる。
3羽はボロボロになりながらも、正しいのかさえも分からずに、ただ2羽を信じて飛んだ。何故なら2羽の羽も身も自分達の比べ物にならないくらいに傷だらけで汚かったからだ。
いつか、自分達も先頭で飛べる様になりたいと思う様になった。

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彼等の飛行はまだまだ下手くそで不安定で強い風が吹いて吹き飛ばされそうになる。大粒の雨が降ってはほんの時々大きな虹がかかる。
あまり天候に恵まれない5羽だったが飛ぶ事をやめなかった。
なんで?と問われたときに彼等はいつしか口を揃えて答えた。
俺達は休む事が嫌いだから。
どれだけ、どこまで飛んできたかは分からなくなってきた。
そんな瞬間、そっと静かに2羽の前を飛ぶ3羽を見た。
2羽は嬉しそうに少しだけペースを落として力を抜く飛び方を覚えた。

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3羽は集合体を守れる力をいつの間にか身につけていた。
いつしかフォーメーションは365日、24時間、色んな形に変化した。
守り、守られ、離れて戻って、、
新たな力を集合体にもたらすために1羽で飛んではまた戻ってくる。そうしてどんどんどんどん5羽の集合体は大きくなって名前を知られるようになって注目される様になった。
天候に恵まれる様になってきたそんな時に先頭をずっと走っていた2羽の片翼が声をあげる。
"初心忘れるべからず"と。

彼等はいつしかこの集合体を自分の第二の場所だと、生きる意味だと、流れる血液だと、帰れる場所だと、酸素だと口々に言う様になった。
なんの意味もなかったその場所が集合体が知らぬ間に生き甲斐で生きている意味になっていた。

そんな時だった。突如として大きな大きな刃のような闇が羽ばたき続けている彼等の前に現れた。

集合体はみんな、頑張った。
学んだこともないような事にも立ち向かった。



誰も、悪くない。

最後にそれだけ言って切り刻まれ、離された。

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→物語は、はじまったばかりだ。