息吹
まず始めに
おじゃMAP!スタッフの皆様
依頼主様
今回の企画に関わった全ての方々
当時のSMAP×SMAPのスタッフの皆様
全ての方々に心からの感謝を送ります。
慎吾が20歳の頃
「ビルはあの絵で充分だぞ、と言うことをこっちの人にもこれだけ自然がある事は幸せなことなんだ。と言うことを言いたかった。」
その思いを主に地元の小学生たちと列車に込めて描いた。
20年経った今、車体も塗装もボロボロになり朽ち行くのを待つのみになっていたその列車が、また慎吾を中心として息吹を吹き込ませた。
慎吾の顔は目は考え方は当時より断然に大人びていて街を見渡す彼はあの時にはなかった哀愁があった。慎吾が今何を思い、息吹を送るのだろうか?と完成がとても楽しみになった。
慎吾が軽く列車に触れるだけで錆び付いた電車の車体は音を立て崩れて、改めて20年の時の長さの恐ろしさを知った。
それでも、この列車は雨や風などのあらゆる自然災害を乗り越えて今も此処にいるのかと思うと、同時に強さも感じた。
慎吾は「想像以上にボロボロだけど、これだけボロボロになるくらい20年、俺頑張ってきたんだな。これから先、頑張るためにはやっぱ今日、来るべくして来たのかな。」
笑顔を浮かべながらそう語った。
去年は
休業説、精神病説、自殺説、隠し子説....
彼は色んな事実のない噂を流された。
それを一蹴する様なこの発言を聞いて、この電車が今もなんだかんだ形を持ってボロボロになりながらも現存しているのではないかな、と思った。
錆び付いた電車の塗装を剥がす作業から、慎吾は電車の中で消えていない文字を見つけた。
"しんご"
「凄くない?俺って強いなぁ。」
"自由"
「自由、ずっと好きなんだな。お前は何に縛られてんだよ。何をそんなに羽ばたこうとしてんだ。でも、結構自由にやれたよ、20年。」
"自由"と言えば、昔中居くんがよく言っていた
"自由な風になりたい"を思い出す。
どこまでも兄弟だな、と思い知らされる。
そして、慎吾のコメントからは強さと優しさを感じた。"結構自由にやれたよ、20年"この言葉は強い人しか出てこない言葉だろうな。
慎吾は今回の修復のテーマを
"20年前の自分とのコラボレーション"とした。
過去をなかったものにしない。
木村君が騒動当時に述べた
"一緒にやって来たのは事実"
認めて受け止めて前に進む。
どんな過去でもなかったことにしない。
SMAPの思考はやっぱり何処かみんな似ている。
慎吾の気配りはやっぱり最上級で
子供たちが塗りやすいように、と
「これだけやっとけば、こんなでいいんだって。自由にやっていいんだって。ぐちゃぐちゃにしてるだけじゃん。って言われるかもしれないけど...」と。
筆を走らせた。見えないところ、見ないようなところまで相手の気持ちを汲み取りながら作品を作る慎吾が改めて好きだと思った。
ー20年の歳月を色んなところに残したい。
この先も慎吾は東京タワーを見るたびに6人で、5人で、みた東京タワーを思い出すんだろう。
慎吾の一般の人たちとのふれあいを見ていても
慎吾がSMAPが"国民的"とゆわれてきた理由を改めて思い知らされる。
距離感のないふれあいや、会話。
変に気取らず相手の目線にたつところ。
私はそんな人間らしいSMAPが大好きだ。
慎吾は最後にこの20年を
良いことも悪いことも沢山あった
それがあってこその、これから。
と、未来の自分に思いを馳せた。
悪いことを受け入れてなかったことにしない。
私はとんでもない人柄の人を好きになってしまったみたいだ。
私が将来、慎吾くらいの歳になった時に慎吾のように色んな経験をして立派な言葉で人生を見つめられるようになりたい。
やっぱり私にとってSMAPは
道標であり親であり師匠であり愛する人。
1週間も大きい。
1ヶ月も大きい。
1年も大きい。
....20年は大きい。だから、
SMAPがSMAPを愛している限り
やっぱりSMAPを私は諦めない。
私の今まではSMAPが彩っている。
多くは幸せであり希望であり喜びだけれど。
本当に本当に慎吾に出逢えてよかった。
慎吾のおかげでSMAPを好きになれたから。
香取慎吾の大好きな
中居くん、木村くん、吾郎ちゃん、つよぽん
好きになって間違いなかったよ、慎吾。
どれだけでも何回でも塗装して修復する。
だから愛が止まるまでは、諦めずにいつでも発車できる準備だけは万全にしておくね。