明日が待っている

SMAPと関ジャニ∞

少女

2016/10/08(土)公開の映画"少女"を観てきました。
予告をみるだけでは、ただただ吾郎さんは
悲壮にまみれる役なのかと思い妄想が一人歩きして"酷い目に遭ってる吾郎さんなんて見れない..."何て言っていましたが友達の薦めもあり、色んな人の感想を見ていると居てもたってもいられませんでした。

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"人が死ぬところをみたい"だけとゆうただシンプルなサイコパス的要素ではなく、きちんとした理由があって心に抱えた想いや闇がそうさせていること。
"夜の綱渡り"とても秀逸な例えで引き込まれました。
あまり話すとネタバレに繋がってしまいそうなので...
とにかく映像、描写、台詞が綺麗です。台詞ひとつとってもこんな表現の仕方があったのかと感心させられる部分、映像で魅せられました。

吾郎さんのおかげでこの作品と出逢う事ができたのですが、吾郎さんはそこにはおらず高雄とゆう人生と向き合うことに疲弊しながらも生きている人物が居ました。"人生は落ちだしたら早い。落下はスピードを増して奈落の底まで落ちるまで止まらない。"そんな中でも人を思い優しく清らかで真っ直ぐ生きている、会社を辞めさせられた彼が次に就いた職業でもそれが分かる。
闇の中にじんわり広がる光を高雄からは感じた。
吾郎さんの声色、目の動き、表情、言葉を紡ぐ口の大きさ、一挙手一投足、全てが私を簡単に見入らせました。
私は吾郎さんの演技が大好きで、吾郎さんの携わる作品はほぼすべてにおいて好みなんだなと思いました。
エンドロールに悠然とひとつ流れる"稲垣吾郎"とゆう名前に歓喜し涙を流していました。彼はこんなに立派でこんなに素敵な作品に携わっているのかと思うと誇らしくて幸せでとても温かい気持ちになりました。

つたない文章で伝わらないとは思いますがとにかく、内容が素晴らしい。何故だか分からず私は何度も涙を流していた。自分の中に眠る心の闇にこの映画はそっと触れていたのかもしれない。誰しもが他人事では済まされないこの作品を是非、劇場でご覧になってみてください。